96 97危険です。 ガラス製品の取付がない場合、バネによるリフトアップの為、急激に上がります。リフトアップしている状態で、電源を切ってください。ガラス製品がない状態リフトの最低位置ガラス製品がない状態注記:安全に持ち運びができる設計この状態で電源を切ってください縦型ガラスと蒸気パイプを取り付けてください。リフトアップ最上位置安全リフト装置のスイッチを切ったときや、電源を抜いたとき、内部安全昇降機が自動上昇し、ヒーティングバスからナスフラスコを取り出します。電力喪失時に作動する安全リフトの最大荷重(ナスフラスコとサンプル)は、電源なしの許容安全昇降機において 3.1 ㎏ です。縦型ガラスセットと1Lのフラスコを載せた場合の最大荷重の計算例:蛇管 + 受けフラスコ + 回転フラスコ + 取付具 =1200g + 400g + 280g + 100g = 1980g溶媒の最大容量 = 3100g – 1980g = 1120g設計上の理由から重量が許容重量より重い場合は、安全リフトの動作は保証出来ません。液体トラップ、インテンシブ冷却管など他の種類の冷却管を使用する場合は、ガラスセットに追加される重量分または処理する溶媒の量を減らす必要があります。したがって、蒸留前にガラスセットと試料がリフトに正確に設置されているか、電源喪失時にリフトが上昇するかを確認してください。毎日動作前に必ず安全リフトを点検して下さい。最大荷重3.1kg をリフトに装着させリフトを手動で一番低い位置に動かし、前面パネルの「電源」または装置背面の右側にあるメインスイッチを押します。フラスコがヒーティングバスの外に上昇します。安全リフトが作動しない場合はIKAサービス部門までお問い合わせください。蒸留装置(エバポレータフラスコと試料)の場合、最大許容重量は3.0kg です。載せた重量が載せた重量がこの許容重量を超えた場合、蒸気パイプ(ジョイント部)が破損する危険があります。安全リフトの電源が切れていることを確認します。載せた重量が重い場合、必ず低速で動作させてください。荷重が不均等な場合、蒸気パイプでガラスが破損する恐れがあります。• 停電の場合、ガラスセット内に真空が形成されることがあります。ガラスセットに手動で空気を送り込む必要があります。昇降機が上がった状態でナスフラスコが回転させ、ナスフラスコをヒーティングバスに降ろすことは避けてください。回転駆動を始める前に必ず、まずナスフラスコをヒーティングバスに降ろします。そうしないと高温の媒体(水もしくはオイル)が飛散します。• ヒーティングバスの中でナスフラスコが回転することで媒体(水もしくはオイル)が飛散しないように、駆動速度を設定します。必要なら速度を下げます。• 動作中、回転部に触らないこと。• バランスを欠いていると、装置や組立品の共鳴作用が制御できなくなります。ガラスの装置は破損し、破壊されることがあります。アンバランスや、異音のある場合、直ちに装置のスイッチを切るか、速度を下げます。• 電源が切れた後、装置は自動的には再起動しません。• 装置は、電源スイッチを切っているか、プラグを抜いている場合に限り、電源ネットワークから切断されます。• 本線コードのソケットは、容易に手が届くこと。• 電源コードは本機専用です。他の機器にはご使用にならないでください。機器の保護のために• 供給電圧は、型式プレートに記載する電圧に対応すること。• ソケットはアースしてください(保安用接地接触)。• 取り外し可能な部品は、異物、液体などの侵入を防ぐため、性格に装置に再取り付けしてください。• 装置とオプション品は衝突や衝撃から保護してください。• 装置は熟練者以外、分解しないでください。注意